編集部
林僚児(アーティスト)
自然界での生息環境がダブったヒトと狸。この身近な野生動物にヒトは裡なる野生を投影してきたようだ。狸を媒介(メディア)に千年以上にわたるヒトの不可思議なイメージの変遷を辿っていこう。最近ヒトに狸と呼ばわる機会も増え、ヒトらしくなった狸囃子こと狸林僚児と申す。以後、お見知りおきを。
太田明日香(編集者)
「しばえもん」って地元民にとってはなんか聞いたことあるなあ、くらいの昔話。それを掘ればこんなに深くておもしろいなんて!?編集部のたぬき愛とリサーチ能力にまんまと化かされ、いつの間にやらメンバーになりましたとさ。
陸奥賢(???)
あるときは観光家といい、またあるときはコモンズ・デザイナーと嘯き、またあるときは社会実験者と名乗る。その実体は!?…大阪に生息する狸男子36歳。タコの代わりに狸の好物コンニャクを入れる「タヌ焼き」(鋭意制作中)発案者でもあります。タヌ焼きで淡路島に蔵建てまっせ!
日根野太之(photographer ⁄ Art Director)
フォトグラファーの傍ら国内外の観光・地域・アートプロジェクトに参加し、ヒト・モノ・コトをつなぐオモロい事をいつも考えユルく生きている。小さい頃タヌキに噛まれた経験より『けもり』に参加。美狸図鑑担当。
加藤康弘(淡路島アートセンター)
主に淡路島内の狸伝説を調べています。この春に家族で淡路に移住をして来た僕達家族にとって、オタヌキさまのご利益でたくさんの場所、たくさんの人達と素敵な出会いをたくさんしています。
感謝!
いわきりょうへい(ねこのて舎)
昔の風習や妖怪などが好きだったのですが、昨年のタヌキマツリ以来、すっかり脳をタヌキにやられています。どこか出張に出るときも現地のタヌキスポットにふらふらと。というわけで、ここにタヌキ観光を提唱します。
豊田工芸(印刷屋)
耳や尻尾が出ている方を洲本の街にちらほらと見かけます。狸なお客様も歓迎ですが、お支払いに葉っぱのお金はご遠慮ください。
fuuyanm(ふうやん)
『けもり』デザイン制作担当。ときどき、風狸(ふうり)にもどって、ゆかいなところに出没します。草っぱらの上でのほほん絵を描いているのをみつけたら、おむすびをあたえてください。かならず、よいことがあるでしょう。
土屋久美子(フォトグラファー)
昨日、あなたが見たタヌキは、今日は違うものに化けているかもしれない。空想が「現実」に、現実が「空想」に。芸術的な瞬間が淡路島にある。心のなかに“たぬき”とともに。